
エゾノウワミズザクラ開花。バラ科サクラ属。
サクラ属は大所帯で、バラ亜属、ウワミズザクラ亜属、バクチノキ亜属、スモモ亜属、モモ亜属の5亜属に分けられる。
ウワミズザクラ亜属は長い総状花序に多数の花をつけるところが特徴とされる。
北海道ではウワミズザクラ、エゾノウワミズザクラ、シウリザクラの3種が見られ、エゾノウワミズザクラは北海道だけに自生するもの。

エゾノウワミズザクラの花。
総状花序に多数の花をつけるのがウワミズザクラ亜属の特徴だが、エゾノウワミズザクラは他の2種よりも花序は短く、その代わり一つ一つの花は大きい。
3種の中で開花は一番早く、毎年「みどりの日」には花を見せてくれる。

エゾノウワミズザクラの葉。
サクラ属の葉には蜜腺がつく。ウワミズザクラの名をもつが、検索表的にはシウリザクラの方が近い。
エゾノウワミズザクラとシウリザクラの葉では、葉柄上部に蜜腺をつけるが、ウワミズザクラは葉身基部につける。