北海道の樹木ウォッチング・エゾノツガザクラ1


大雪山・赤岳の雪田。
北海道は高緯度で平均気温が低いことから、低山でも高山植物が見られる。
大雪山は最高峰の旭岳での標高2290mだが本州の3000m級の山に匹敵する。日本一長く雪が残る山と言われ、日本一遅くまで高山植物が見られる山とも言われる。
このように雪田が多く残り、雪田の周囲に多くの高山植物が見られる。エゾノツガザクラもその一つ。
エゾノツガザクラの大群落。ツツジツガザクラ属。
東北~北海道の高山帯で適度に湿り気のある岩場や草地に生育する常緑小低木。
ツガザクラ属を代表する「ツガザクラ」は北海道には分布せず、北海道で見られるのはエゾノツガザクラアオノツガザクラの2種。他に交配種などもあるが基本種は上記の2種のみ。このエゾノツガザクラの大群落は大雪山・旭岳のもの。
エゾノツガザクラの葉。
ツガザクラの「ツガ」は「栂」と書く。マツ科ツガ属の針葉樹で、ツガザクラの葉がその栂の葉に似るところから「ツガ」の名がつけられる。
エゾノツガザクラの葉は線形で急鈍頭で枝先に密につけ,,互生。