冬芽の観察4・鱗芽の樹バッコヤナギ2



バッコヤナギの雄花序。
花を保護する苞に灰白色の毛が密生して、芽吹き当初は雄花か雌花の区別がつきにくいが、雄花序ではやがて毛の間から黄色の葯が姿を見せる。



バッコヤナギの雌花序。
柱頭は淡黄緑色で、子房には白い毛が密生する。
バッコヤナギによく似たエゾノバッコヤナギがあり、違いは若枝の皮をむいたときバッコヤナギの場合隆起線条(線状の隆起)が見られる。皮をむいてみないと区別がつかないというのも具合の悪い話である。



バッコヤナギの樹皮。
「ネコヤナギのまな板は最高」という言い方がされる。ただ実際にはバッコヤナギで作ったものだという。
ネコヤナギは低木でまな板が取れるような大きな樹はない。
バッコヤナギでもまな板のとれるような大きな樹は中々ないという。